バイナリーオプションで安定して利益を出すためには、「勝率が命」といわれています。
しかし、いくら勝率が低くても勝ち続けることができる手法が一つだけあります。
それが今回ご紹介する「マーチンゲール手法」と呼ばれる手法です。
私自身あまりオススメしていない手法なのですが、
どうしてもテクニカル分析をして、手法を覚える時間がない!
早期に利益を出したい!
様々な手法を試したが、勝率を上げることができない!
という方に向けてご紹介します。
そもそもバイナリーオプションで勝率が重視されている理由
よくバイナリーオプションで安定した利益を出すためには「勝率を重視するべき」と言われています。
その理由は、バイナリーオプション業者のペイアウト率、またバイナリーオプションの投資の性質上にあります。
まず、ペイアウト率とは、勝利した場合に掛け金の何倍が支払われるかという倍率にことですが、ペイアウト率はバイナリーオプション業者によって違いがあります。
中でもペイアウト率が高いと好評の「ハイローオーストラリア」を例に挙げますが、トレーダーの中でも主流となっている15分取引のペイアウト率は1.88倍となっています。
その場合、損益分岐点として、±0円となる勝率は53.195%となります。
要は、毎回同じ投資金額で勝率54%をキープできれば、少額ながら収益を継続的に稼ぐことができるということになります。
なので、バイナリーオプションで勝率が重視されている理由は、同じ投資金額で損益分岐点を上回る54%の勝率をキープできれば、単純に継続的な利益をあげることができるからです。
しかし、この54%の勝率を超えられるトレーダーは数少なく、バイナリーオプションで大金を稼ぐことを夢を見るほとんどのトレーダーが、バイナリーオプション業者と他の稼げているトレーダーの養分となってしまっています。
では、54%の勝率がないトレーダーは稼ぐことができないのか?
答えは「NO」で、この後紹介する「マーチンゲール手法」を使うことで、勝率とは無関係に継続的に収益を上げることができます。
マーチンゲール手法とは
マーチンゲール手法とは、前回負けた分を取り返すために次の投資金額を一定倍ずつ増額して投資する手法のこと。
バイナリーオプションに限らずカジノなどのギャンブルにも用いられる手法ですが、バイナリーオプションでも使われる、れっきとした手法の一つです。
マーチンゲール手法の具体的な取引方法
マーチンゲール手法は、バイナリーオプションで扱う場合、ペイアウト率によって何倍に増額するかは変えていく必要があります。
例えば、上記のハイローオーストラリアの15分取引で初回の投資金額は1000円、ペイアウト率1,88倍で投資金額の2倍のマーチンをしたとしましょう。
これを見ると、4回目で勝ち、40円という少額の収支ですが勝率25%でも収支はプラスと利益が出ています。
これなら54%の勝率が出せなくてもとりあえず収支はプラスにすることができます。
しかし、4連敗した場合の5回目以降は勝ってもマイナス収支となってしまってるのは見てわかるかと思います。
では次に、同じ条件で、2.15倍のマーチンの場合どうなるでしょうか。
9回負けて10回目で勝って、勝率10%でも収支はプラスになっています。
しかも、マーチンで倍率を上げれば上げるだけ、負けても収支は少しずつ増えているのも見てわかります。
損失と利益がより紙一重になるデメリット
勝率が極めて低くても収支がマイナスにならないというのがマーチンゲール手法の最大のメリットといえますが、見てわかるように、連敗が続き、マーチンの倍率を上げれば上げるほど、投資金額が莫大な金額になっているます。
もちろん、100万円単位の資金を持ち合わせているなら可能ですが、たいていの方はそんな莫大な資金は持ち合わせてないかと思います。
なので、負けないというメリットの半面、連敗が続けば投資金額が莫大となり、より大きなリスクを抱えてしまうことがマーチンゲール手法の最大のデメリットです。
それゆえ、マーチンゲール手法は界隈ではご法度としてオススメする投資家は少なく、私自身もオススメはしておりません。
しかし、50%ほどの勝率がある方ならむしろオススメしてもいいかもしれません。
なぜなら、50%の勝率であれば理論上3連敗の可能性やそれ以上の連敗の可能性は低いからです。
もちろん、勝率50%でも10連勝して、そのあと10連敗という場合はありますが、その可能性は極めて低いことから、勝率が高い方には採用してもいいかと思います。
では、とにかくある程度勝率を上げることは必要不可欠ということで、60%、70%と最初から高みを目指す必要はありませんので、勝率50%をキープできるようになるために以下の記事をご覧ください!